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Benvenuti dall'Italia!
イタリアからおいでやす 京都4泊5日の旅



天使の杖でおいでやすに、イタリアの視覚障害者の方々が
京都を巡るスペシャルレポートが届きました♪

数ある京都の見所の中でも、五感で魅力を感じられる
味わい・ふれ合い・体験スポットを厳選して詰め合わせた
“おもてなしルート”に、エスコートのかたの心遣いと
センスの良さが伝わってきます。
そんな楽しいスポットを巡る賑やかな道中を、メンバーの皆様の声
(本当はイタリア語なのでしょうが・・)で愉快に綴ってくださったレポートからは、
皆様の個性と感性、旅のわくわく感が、一緒に旅しているように伝わってきます。
異文化のかたの目線の違いを新鮮に感じつつ、
“見えなくても楽しい”は世界共通と、国境を越えて仲間の皆様に親しみを感じる、
とても貴重なイタリアからのレポート。
もちろん、「いってみたい!」が満載で、おでかけの参考になることは間違い無しです。
どうぞ最後までお楽しみください。

目次
1.メンバー紹介
2.旅の行程
3.旅の詳細
4.旅の感想
5.関連リンク

2019年4月 京都旅行の記録

1.メンバー
・ジュゼッペ(コールセンター勤務の愛煙家、ごく近距離と特定の角度が少し見える)
・アレッシア(ジュゼッペの彼女のベテラン理学療法士、光だけはかろうじてわかる)
・トーマス(日本人の彼女が欲しい新米理学療法士、遠くや色の差が見えづらい)
・エンリコ(うちの旦那さん、視野が欠けていて暗い場所が見えない)
・直子さん(彼女無しではどうにもならなかった、我らが救世主)
・園美(記録者)

2.旅の行程
1日目
 午前:(→京都)京都駅
 午後:(奈良)東大寺
 夜 :(奈良)居酒屋
2日目
 午前:(嵐山)竹林
 午後:(嵐山)お猿
 夜 :(四条大宮)焼鳥屋
3日目
 午前:(右京区)龍安寺、金閣寺
 午後:(下京区)抹茶体験
 夜 :(宿)
4日目
 午前:(伏見)伏見稲荷、伏見
 午後:(上京区)匂い袋作り
 夜:(宿)
5日目
 午前:(南区)おたべ作り体験
 午後:お土産購入(京都→)

宿:下京区の町屋を改装した一棟貸しの宿で、たたきのダイニングキチン+畳の個室3部屋

3.旅の詳細
1日目(4月2日 火曜日)
午前:東京から新幹線で京都へ、直子さんと京都駅探索
・京都駅の上から下まで、エスカレーターで一周。
「どれだけ乗ってもエスカレーターが終わらない。(笑)」

午後:JRで京都から奈良へ移動、鹿とたわむれつつ東大寺へ
・鹿は動く白い杖が怖いようで、鹿がせんべいにがっついてきた場合は白い杖でディフェンス。
・お尻や服を食べられ最初は怖かったけど、鹿とのふれあいにみんな大満足。
「鹿もお辞儀しているよ!(日本人みたいってこと)」
「せんべい、ポケットに隠しておかないと…ぎゃー!」
「せんべいあげなかったら、食われて上着がヨダレだらけだよ…」
・枝先の桜の花、お線香の香り、建物の中では木製の柱の太さにびっくり。
「木の柱こんなに太いの!石の土台もこのサイズでしょ!すごいね。」
・仲良しのジュゼッペとアレッシアは、お揃いのお守りを購入。
・お寺脇の資料館前で大仏の両手の実寸大レプリカを発見、触って大きさを確認することに。
「こんなに大きかったの!手の上に乗れちゃうよ。」
「手の動きに意味があるのは面白いね。」
・奈良では喫煙所がなかなか見つからず、喫茶店に入りようやく一服のタバコチーム。

夜:友人達と居酒屋で夕食後、京都の宿へ
・チェーン店の居酒屋で、ちょっとずつ頼んで色々味見してみる。
「やきそば、おいしー。おかわり!あっ、おにぎりも!」
「さっきのより、“山崎”のハイボール、やっぱりうまいね…」
「このお店、席でタバコ吸っていいの!?サイコー!」
・西本願寺西側の町屋を改装した一件貸しの宿、段差や急な階段、低い梁などトラップがいっぱい。
・タバコチームは、坪庭の縁側で一服するのが気に入った様子。
・寝室3部屋のほかに、みんなが集えるダイニングキッチン、ここでコンビニ調達の寝酒をちょっと。
「わあああ!ポケットの中、粉々の鹿せんべいだらけだ!(みんなでポケットの中を触って爆笑)」
「畳に布団で眠れるかな〜?(その後すぐ熟睡)」
「ごんっ!いてっ、やっぱり頭ぶつけた。」

2日目(4月3日 水曜日)
午前:直子さんと一緒に嵐山で着物をレンタル。竹林へ
・ジュゼッペとアレッシアがトライ、直子さんのアドバイスで、お手頃価格とは思えない粋な仕上がり。
・特にビール腹のジュゼッペは、和服を着慣れた落語家のような自然すぎる雰囲気。
・アレッシアは念願の番傘とショールも追加して更にかわいくアレンジ。
・竹林の小径、少し静かな所で林のザワザワという音、更に追加でホーホケキョ。
・途中、トーマスと直子さんは縁結びの野宮神社へ、トーマスがさい銭をケチる。
「それじゃ、彼女みつかんねーぞ!(一同)」
・竹製の垣根や柵、車止めなどに触ってみる。
「思っていたより、竹太いね!」「すごい、ここの柵のなんてこんなに太いよ!」「すべすべだね」
・焼き芋があんまりいい匂いなので、誘惑に負けおやつタイム。
「あったかいよ〜」「おいしいよ〜」「皮もうまいよ」
・線路を渡ってすぐの竹林の散策路は比較的人も少なくて、ゆっくり写真撮影。
・寒さが限界に達したので、レンタル店にもどり着物を脱ぐ。
「は〜、そんなに苦しくなかったけど、脱ぐとやっぱりほっとするね。草履は全く平気だったよ。」
・タバコを吸うために、豆腐ドーナツ屋のベンチでドーナツ・甘酒・ソフトクリームで一服。
「何このドーナツ、めちゃくちゃおいしい!(イタリア人全員)」
・お昼ご飯、トーマスは直子さんとやきそば、その他は渡月橋付近の店に入りお寿司とカレーと湯葉丼。

午後: 渡月橋を渡って嵐山モンキーパークいわたやまへ
・渡月橋を渡って、一服後、いわたやま頂上まで20分の山登り、太めのエンリコが後れを取る。
・休憩をとりながらなんとか全員頂上へ、餌のリンゴを買って小屋の中から餌付け。
・お天気も良くて、素晴らしい眺望。
「あの猿、悪い奴だね、みんなの横取りしてる!」
「あー、今手がちょっと触れたよ」「赤ちゃんいるよ、あげてみて」「ああ〜、今赤ちゃんが触った〜」

夜:四条大宮の焼鳥屋さん
・直子さんの案内で嵐山から小さな電車に乗って四条大宮の焼鳥屋さんへ。
・イタリアチームはつくねがお気に入り、それから、日本酒は熱燗が好評。
・焼鳥屋さんなのに、ラーメン食べたいというアレッシア、でも実は美味しい鳥だしのラーメンが!
・そして、ここも喫煙OK、イタリアは飲食店内では喫煙できないので皆大喜び。
・次のグループがすでに店の外でジョッキのビールで始めていて、店を出る時にちょっとした交流。
「日本人はシャイだと思っていたけど、すごく面白いね。」「関西だからかも?」
「居酒屋の前にあるちょうちん、いいよね、これ欲しい。」「えっ、家のどこに飾るの?!」

3日目(4月4日 木曜日)
午前:龍安寺、そして金閣寺へ
・今日も直子さんに同行してもらって、まずは龍安寺へ行く前に、タバコチームまず一服。
・中に入ると既に大勢の観光客、靴を脱いで、石庭の正面に陣取って休む。
「靴脱ぐのか〜、みんな靴脱ぐからお寺、臭いんじゃないの?」
「そういえば、モスクは臭いけど、お寺は臭くないね。板の間だからかな?」
「俺の足は、まだ午前中だから臭くない。」
「とりあえず、これからどこいっても靴脱ぐから覚悟しておいてね。」
・人気が引いてきたので、石庭の模型を触りに行く。
「あっ、これ固めてあるんじゃないんだね。」
「じゃあ模型も、毎回整え直さないといけないわけね。」
「そうそう、掃除したり整えたり、仏教ではとっても大事。学校で子ども達も掃除するし。」
「あの、外国人観光客が庭の手前に落としちゃった入園チケット、気になるでしょ。」
「うん、もうさっきから片付けたくてしょうがない。ちょっと失礼!」
「あははは、日本人だねー。(笑)」
・龍安寺の桜が満開、庭をのんびり散歩。
「ここ刈り込みがすごいよ。」
「イタリアの庭も刈り込みあるよ。丸いのとか生垣とか。」
「そうだよね。でもちょっと違うのは、日本は線が自然でアシンメトリーだよ。」
「あーほんとだ!私たちは、シンメトリー好きだものね〜。」
・お寺の外のさっきの場所でまた一服して、金閣寺へ。
・金閣寺は更に人がいっぱい、がんばって前に行って記念写真。
「建物の外側が、金ぴかだよ。」
「誰も盗まないの?日本人偉いね〜。イタリアじゃ全部もってかれちゃうよ(笑)」
・直子さんに“侍レストラン”につれていってもらい、食事が来るまで刀や手裏剣を触らせてもらう。
「おおおお、かっこいい!!これいくらするの?欲しい!」
「えっ、飛行機で持って帰るの?!」「杖ですって言えばいいよ。」
「そういう刀もあるよ。杖の中に仕込んであるの。」「座頭市、映画で見たよ〜!」
・わがまま放題に注文させてもらったお料理が運ばれてくる。
「やきそば、昨日のよりおいしい!」「今日のは醤油と柑橘類で味付けしてあるね。」
「カツオのタタキはどう?食べられる?」「これ本当においしいよ、もっと食べたい。」
「鳥の照り焼きもすごく美味しい、鳥自体の質がすごくいいね。」
・タクシーで移動。しゃべりまくりの運転手さんに「これが日本人か?!」とみなびっくりしていると、前走車との間に割り込んだ大阪ナンバー車に怒り狂いながらの激走に、もうお腹を抱えてみな大爆笑。

午後: 西本願寺近くの美好園で抹茶体験
・お茶を点てる体験、まずはお菓子をいただく。
・椅子席を勧められるも全員、畳に正座を選択。
・床の間や道具類なども触らせてもらう。
・おかみさんの手にふれながら早さなどを確認。
「このツボはお茶の入れ物だよ。」「おお、大きいね〜。」
「グリーンティーはイタリアでも買えるけど、全然違う。」
「これは、お茶のエスプレッソみたいな感じ。」「濃いのを飲んで、後味が残る感じいいね。」
「でも、ちょっと、ほうれん草の味がする。」「ほんとだ、ほんとだ。(一同ニヤニヤ)」
「でも、美味しいね。甘いお菓子とあう。」
・体験終了、お店に移動。
「まった、まった、すぐは無理!足の感覚が!」「大丈夫、日本人も苦手だから!」
「転ばないようにね!」
・煎茶も味見、抹茶、煎茶、抹茶チョコを購入。
「ほうれんそう、ほうれんそう。(ニヤニヤ)」

夜:帰ってのんびりしたいので、コンビニで夕食
・焼肉屋へ行こうと思っていたものの、今日は宿でのんびりしたいということで合意。
・買出し部隊が近くのコンビニへ適当に買い出し、その他は先にシャワーを浴びてレンチンで部屋飲み。
・牛丼、野菜多めのラーメン、ツナマヨとシャケのおにぎり、アメリカンドック、デザート等。
「コンビ二のご飯、すごく美味しいね。」
「これならもう、外行って食べる必要ないじゃん。」
「これが、24時間営業なんて、日本はいいね〜。」
「好き嫌いが多いから、みんなの要望を満たすにはコンビニ調達が無難なのかも。(園美)」

4日目(4月5日 金曜日)
午前@:伏見稲荷
・京都駅まで徒歩、西本願寺を除くと中からお経が、中に入ってしばらく聞く。
・京都駅から電車で伏見稲荷へ、すでに人でいっぱい、とりあえず鳥居の大きさと派手さに驚く。
・神楽殿でお祈りの音楽と巫女さんの舞をしていたのでしばし足を止め、耳をすませる。
・人がひしめきあう参道を、ぞろぞろと上に向かって進んでいく。
・途中から人が減ってきて立ち止まれるようになったので、太い鳥居を触ったり、写真をとったり。
・下まで戻ってきて、さわれる高さの狐の像、その足元に“酒”の字があったので一緒に記念撮影。
・屋台で、肉巻きおにぎり、草餅の焼き団子、チーズドックを買って、お土産屋も物色。
「わー、人がいっぱいだ。」「これが有名な鳥居の参道だね、本当に特別な場所だね。」
「確かに、人が減ってきて静かになったらいい雰囲気。」「早朝か遅くにきた方がいいね。」
「お土産の小さな狐だ。」「ちゃんと扱わないとバチがあたるけど。」「やめとく。」
「この音すごくいい。」「風鈴、ガラスのとかもあるけど。」「この音気に入ったから、これ買ってく。」
「ネギの肉巻きおにぎり、最高にうまい。」「ネギ好きだもんね(笑)」

午前A:伏見街並みとお酒
・電車で中書島へ、川べりの桜、渡し船、酒蔵や寺田屋を眺めつつ散策。
・京都の日本酒で乾杯条例の話を聞いて、日本酒苦手のエンリコも1杯付き合う。
・「伏見酒蔵小路」という居酒屋の集合体で遅い昼食、お寿司や惣菜的なものを適当に注文。
・4種の利き酒メニューを、2人で2種類ずつ、合計8つの味を試すも結構酔いがまわる。
・気に入ったものは近くの酒屋で帰るというので、帰りにお土産に何本か購入。
「私達もこっちまで来たのは初めてなの。」「こんなに良いなら、前も来るべきだったね。」
「間違えているイタリア人は多いけど、お酒はお米のワイン、グラッパは米焼酎なんだよ。」
「確かに、白ワインに近いね。度数もそのぐらいでしょ。本当に美味しいね。」
「でもだいぶ酔ってきた。」「あっちで16種類飲み比べメニュー飲んでる外国人の団体が。(笑)」

午後:匂い袋づくり体験
・お昼のお酒が抜けきれぬまま、電車と地下鉄で「山田松香木店」へ移動。
・上品な店の佇まいに怖気付きながらも、店の奥に特別に用意してもらったお部屋で体験はスタート。
・男性の店員さん2名で、たくさんある材料を嗅ぎながら歴史や効能などを説明してくれる。
・まずは、定番の配合を習って、スタンダードな調合の後、自分流に材料をちょい足ししていく。
・最後に袋に詰めたり、和紙につつんだりして完成。
・お店に移動して、お茶をいただきながら、お店のお香などを試していくつか購入、お店を後に。
「これは、嗅いだことがある、イタリアにもあるね。」「これは教会で使うやつだよ。」
「そうそう、大航海時代にアジアやインドから来るようになったんだよね。」
「そうそう、これサンダリはすごく好きでお香を使ってる。」「あー、すごいオリエンタル!」
「アレッシアは、1さじが多いよ、そう欲張らないで。(笑)」
「私はカンネッラ(桂皮)が好き、もっと入れよう。」「あっ、俺もカンネッラもう少し。」
「私にはカンネッラはちょっと甘すぎるな〜。」「俺は、こっちのすっきりしたのをもう少し。」
「私もそう思った! カップル同士、好きな匂いが似ているんだね。(笑)」
「あっ、なんかやっとお酒が抜けてきた。(笑)」

夜:テイクアウトを頼むも配達されず、再びコンビニに買い出し
・疲れ切って早く宿に帰り、アプリでテイクアウトを頼むもうまくいかず結局コンビニ飯。
・アメリカンドックが売り切れで、コンビニを3件ハシゴして、ポテトもついでに揚げたてをゲット。
・コンビニがすっかり気に入った一同は、宿でだらだらしつつ各々好きなものを食べて、飲んで満足。
・結局は遅くまでおしゃべり、明日早めに京都を立つトーマスは先に就寝。
「結局今日も、野菜入りのラーメンにしたけど、これ美味しい。」
「アメリカンドッグ、本当大好き。」「牛丼もうまいよ。」
「コンビニ最高!なんでイタリアに無いんだろう〜。」
「お土産の奈良のまんじゅうも美味しいね。日本のお菓子美味しいよ。」

5日目(4月6日 土曜日)
午前:おたべづくり体験
・おたべ本社へのタクシーを通りでゲットするも、運転手さんが超不機嫌。こわごわ話しかけると、「どこの人?」と聞くので「イタリアです」と答えた途端に態度が激変。フランス嫌いで、イタリア大好きだったらしく、歌まで歌い出すはしゃぎ様に一同大ウケ。目的地に到着後、お題を払おうとするとズボンの前を開けつつ車を降りて来たのでびっくりしていると、「朝一番のお客さんで、まだベルトしてなかった。」だって。運転手さんも初めて知ったそうで、試食して、お茶飲んで、トイレ行って「気に入った、また来よう。」と、帰っていった。
・予約時間まで、お茶とコーヒーがセルフで飲める場所で待機、荷物を置く場所も十分あって便利。
・時間になったので他のファミリーと2回の工房へ、熱々の蒸し器に注意しながら手を洗って準備OK。
・粉と砂糖と水をまぜた生地をキッチンペーパーを敷いたせいろに流し入れて蒸し器へ。
・蒸している間に工場見学へ、材料の説明やできたての試食などしているうちに生地が蒸しあがる。
・熱々生地を切り分け、砂糖や抹茶を混ぜ練って、きな粉の上で伸ばし、いらない部分を切り取る。
・それぞれ好みの餡を入れて、生地を閉じて完成。お茶の準備。
・2回目ということもあって、みな慣れたもの。先生や隣のテーブルのファミリーに褒められる。
・最後に残った餡も胃袋に収めたにも関わらず、下の店舗でも全種類試食。
・展示してあったトラクターに乗って記念撮影、タバコ休憩後、タクシーを拾って京都駅へ。
「タクシーのおっちゃん、面白かったね。これから、出勤前は毎朝ここで朝食じゃない。(笑)」
「京都に来たら、面白いから、タクシーは絶対乗った方がいいね。(笑)」
「今日、粉からつくるの!」「イタリアでもお米の粉手に入るから作れるかも。」
「今、工場で出来上がったばっかりの、チョコ味だって。」「うわー柔らか〜い、おいし〜い。」
「うわーっ、生地けっこう熱いね!」「えっ、早くしないといけないの!急いで、急いで!」
「伸ばすのはそんなに難しくないけど、変な形になっちゃった。」
「アレッシアは今日も欲張っていっぱい入れてま〜す。」「入れすぎると、外に餡が出ちゃうよ!」
「俺は生地も餡も、ダブルで抹茶にするぞ。」
「難しい作業ではなかったけど、急がないといけないっていうのがハラハラして面白かったね。」
「試食コーナーより、工場の出来たて、それよりも更に自分たちで作ったのがおいしかったよね。」
「チョコ味が気に入ったからお土産に買っていこう。」「え〜っ。(園美)」
「試食全種類食べちゃった。お腹いっぱい、もうお昼ご飯いらないね。」

午後:お土産購入、新幹線で京都を後に…
・駅南側から入って、中の手ぬぐい屋さんでお土産を物色。素敵な手ぬぐいとポーチを購入。
・流石に食べ過ぎてお昼ご飯は無理そうなので、新幹線の中で食べるものを調達。
・おじゃこのおにぎりをはじめ、おにぎり各種、そしてナッツにビールにハイボール。
・時間どおりに、決まったホームに来る新幹線を賞賛しつつ、京都を後に。

4.旅の感想
ジュゼッペ
・奈良では鹿のお辞儀が面白かった。それにしても相当お腹が減っていたみたいで足を噛まれた。
・お寺で園美は柱の穴に入っていたけど、穴が細すぎて僕らはとても無理だった。
・嵐山の着物はちょっと寒かったけど、下駄が思ったより快適だった。
・嵐山の豆腐ドーナツ美味しかったなあ。お昼に食べた寿司も良かったし、味噌汁が気に入った!
(というわけで、その後何処でもみそ汁を食べ、帰りに即席みそ汁をイタリアに買って帰った。)
・焼鳥屋がめちゃくちゃ美味しかった。鳥に熱燗、ラーメン、しかもタバコも席で吸えるなんて!
・金閣寺の後の侍レストランも刀や手裏剣とか楽しかった。照焼きはジューシーで美味しかった。でも、やきそばがもっと美味しくて、あの魚も調理法も(タタキ)はじめてだったけど気に入った。
(お店でも、そして今も、刀をなんとかイタリアにもって帰れないものかと考えているジュゼッペ。)
・抹茶体験、抹茶もはじめてだったけど、緑茶のカプチーノみたいで美味しかった。
・伏見稲荷は中国の観光客がすごくうるさかったけど、静かなところはいい雰囲気だった。
・伏見酒蔵も良くて、小さな入れもので1/2杯×8種類飲んだら、けっこう酔っ払っちゃった。
・匂い袋は、最初は良かったけど、もう色々嗅ぎすぎて、最後の方は何が何だかわかんなかった。(笑)
・日本全体に言えるけど、バリアフリーが行き届いている。すべての信号で音がして、エスカレーターもしゃべる。道には点字ブロック、公衆トイレの入り口には点字のマップ、電車のドアには何両目かも点字で書いてあって、降りる駅ごとに音が違う。イタリアも、こうなったらいいのに。
・それから、電車のマナー。満員電車に乗ったけど、静かで、みな相手のことを思いやっていてすごく良かった。でも、僕らの所に置いていった園美のカバンから電話の音がしはじめて、すごーく恥ずかしかった!

アレッシア
・着物を着たのは素晴らしい体験だった。実際に着てみて、着物がどういうものなのか理解できた。特に帯、5〜6本の紐や帯をきつく巻きつけられてとっても苦しかったけど、まさかこんな風に複雑に着付けてあるとは思ってもみなかったので、それを知ることができてすごく良かった。
・侍レストランは色々なものがあって楽しかったし、焼きそばがとても美味しかった。
・抹茶体験では、それぞれの物や動きのすべて意味があって、とても“神秘的”な印象を受けた。
・匂い袋づくりは、色々な香りを味わうことができたのが良かった。
・伏見でのお酒の飲み比べもとても良かったので、ネットでコメントを投稿しないと。
・おたべ作り体験は、他の体験に比べて、実際に体を動かす作業がとてもたくさんあったから一番楽しかったし、美味しかった。それに、お菓子の生地がどのようにできているのか、そして後から中に餡を入れるだとか、これは実際にやってみないと分からなかったので、作業を通じてそれが理解できたことは私たちにはとても重要だったよ。

トーマス
・初日の嵐山からはじめると、竹林とその音、天龍寺を含む伝統的な建物など、その特徴の全てが良かったのは明らか。それぞれに素敵な意味をもった社寺がたくさんあるのも、この地域の良さを強めていると思う。例えば、僕の場合、恋愛成就の神社は、特別な深い意味をもつよね!(笑)モンキーパークもとても楽しかった。自由に猿が歩き回っていて、パノラマも美しかった。人間と動物の共存について少し理解できたかな。また、僕にとっては、日本のそしてその土地ならではの食べ物やビールを味わうこともとても重要なことだったよ。観光客でぎゅうぎゅう詰めの恐怖を味わいたくなければ、早朝に竹林に行くのが得策だね。
・2日目、龍安寺は周辺の庭園もよかったけど、個人的にはその静けさと日本のアシンメトリーについて観想させる石庭は本当に高く評価したい。侍がテーマのレストランは絶対に星5つだ。金閣寺は、夕暮れ時、遅い時間の太陽光が建物を射す様はとても美しくて、ただ観光客の多さはそれをちょっと台無しにしているかな。それと、見えない人には、別の場所がいいかな。抹茶体験は、説明してくれた女性の英語の発音が良く、良く理解できたのでとても良かった。タクシーは、京都の運転手さんをオススメするよ。(笑)
・3日目、鳥居が並ぶ伏見稲荷は絶対外せない。ここについても最大限に楽しむには、早い時間か夕暮れ時に行く方がいい。それに、頂上まで行く価値はある!伏見のお酒も街並みも、都会のごく近くでも田舎にいるような感じがしてすごく良かった。
・京都は大きすぎて、見ること、体験することが多くて、3日間では全然足りない。(今回はみんなでは行かなかったけど)京都の中心部、祇園や二条城はオススメだと思う。最後に、直子と園美のすばらしいガイド、彼らが僕らに与えてくれた情報の数々は、旅を特別なものにするためには不可欠だった、感謝しなくちゃね。今度は、伏見稲荷を着物で散策したらいいかもしれないな。
・感想、長くなっちゃったけど、改めてありがとう。

エンリコ
・奈良はあいにくの天気だったけれど、それを除けば何度行っても楽しい場所だね。
・外に実寸大の大仏の手のコピーがあって、触って大きさがわかって、それはすごく良かった。
・竹林も、彼らが着物を着たので、以前に来た時とはまた別の楽しみがあった。
・嵐山からの小さな電車は、街の中を走るのでとても面白かった。
・龍安寺も金閣寺も桜の時期は始めてだったが、とくに龍安寺の池まわりは本当に美しかった。
・侍レストランは刀や手裏剣に触ったり、色々な侍の話を聞いたりできて、とても面白かった。
・伝統的な地区・建物での抹茶体験は、文化の全く異なる僕らに取っては本当に特別なものだった。
・おたべ作り体験は、面白く、そして美味しかった。工場を見学した後、色々説明してもらいながら実際に作業し、手触りや味を確かめながら、お菓子について深く知ることができた。
・伏見稲荷の後の伏見の酒蔵や飲み比べは初めてだったが、是非オススメしたい面白い体験だと思う。
・匂い袋体験はとても気に入った。他の体験と違い、ただ教わって作業するだけでなく、自分達も色々発言する機会があり、意見交換しつつ作業できたので、文化交流的な意味でとても有意義だった。
・京都に限らない話だけれど、もしも全ての見学地の入り口に簡単なプラスチックの模型が一つあれば、入る前の説明がもっと簡単により詳しくできるだろうなと思った。今は簡単なものであれば3Dプリンターですぐできるのではないかな。
・移動は徒歩が多く大変だったけど、どこも点字ブロックと音のなる信号があって安心できた。
・宿は、ダイニングキッチンの椅子と机がもう少し居心地が良いと良かったな。
・最後に、スケジュールがちょっと忙しかったかな(笑)」

園美
京都へは何度か旅行に行ったけれど、これまでとは本当に全く違う特別な旅でした。視覚、特に写真
を撮ることに集中してしまうと、色んなことに気がつかないものだなって。今の状況説明から、通訳、雑談まで “たくさん会話しながら”の旅だったので、色んなことが記憶にすごく残っている感じがします。そして、なにより、地元助っ人のなんとすばらしいこと。直子さんいなかったら、ほんとにどうなっていたことやら…震えます。直子さん、本当に、本当にありがとー!大好きー!そして、「京都は“肉とパン”文化なの」直子さんのこの言葉が耳の中でこだまします。焼肉屋さんも、美味しいベーカリーも行ってない〜! でも、やり残したことがあるから、リーピートしちゃうんですよね。これ、イタリアの旅と一緒! そして、次回こそ、直子さんのお店にも絶対食べに行きます! あっ、次回は京都グルメ旅行に決まり!

みんなからも、Grazie Naoko! って。
おかげさまで、普通じゃ考えられないような体験ができましたって伝えてくださいって。
そして、「早く、日本に、帰りたい〜」ですって。(笑)

5.関連リンク(外部リンク)
●大仏の掌の実寸大レプリカにさわれる 東大寺(奈良)
http://www.todaiji.or.jp/

●縁結びの神社 野宮(ののみや)神社(嵐山)
http://www.nonomiya.com/

●人間が檻に入り野生のお猿さんに餌やり 嵐山モンキーパークいわたやま
https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=2&tourism_id=1156
※ネットリーダーの場合、hキーでサブメニューから抜けてください

●石庭の模型にさわれる 龍安寺
http://www.ryoanji.jp/smph/contact/index_m.html
※サイトのメニューは「問」「石」「案」などの文字が横に並び、カーソルをあてると説明が出ます。
ネットリーダーの場合は上部に並んだnav_mb1などを左右矢印で移動。
nav_mb1が問合せ先、nav_mb3は石庭に秘められたよっつの謎について などです。

●金閣寺
http://www.shokoku-ji.jp/k_about.html

●刀や手裏剣にさわれる サムライレストラン 士心
http://universalpeace.co.jp/shishin/ 
烏丸御池駅徒歩5分のお店の他、2019年7月に
2号店金閣寺店もオープンしたみたいです。

●お抹茶体験 美好園(bikouen)
https://bikouen.com/
外国語対応の茶道体験 京都駅徒歩15分 明治5年創業

●伏見稲荷
http://inari.jp/

●気軽な利き酒体験セットが気になる居酒屋さんの集合体? 伏見酒蔵小路
http://fushimi-sakagura-kouji.com/

●匂い袋づくり体験 山田松香木店
https://www.yamadamatsu.co.jp/

●おたべ手作り体験道場 おたべ本社(南区)
http://www.otabe.kyoto.jp/taiken/taiken_info.html
体験料600円だそうです。



“見えない・見えにくくても世界旅行”パワフルな皆様の素晴らしい旅レポートから
私たちの知らない京都情報をたくさんいただくとともに
心に大きな希望をいただきました。
(私もいつかきっと海外へ!)
貴重なレポート掲載にご協力くださったすべての皆様に
心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
Grazie!

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