お役立ち情報玉くしげ あれこれ編(1)パソコンを見やすく♪(弱視者向け)
1.ネット閲覧時の文字を一瞬で大きく!そんなときは コントロールプラス ( ctrl + ; ) です。; は、指をキーボードのホームポジションに置いたとき 小指のところ。 siftと同時に押すと + です。 コントロールプラスと覚えましょう。 コントロールプラスを押すたびに文字が大きくなり、逆に コントロールマイナス ( ctrl + - )で少しずつ小さく、 コントロールゼロ ( ctrl + 0 ) で標準サイズに戻ります。 2.パソコンの色を一瞬で反転!この反転は、windowsの「拡大鏡」という機能によるものです。使い始めは ウィンドウズプラス ( win + ; ) で「拡大鏡」が起動 ( ctrl + alt + I ) で色が反転。 次回からはウィンドウズプラスだけで色が反転します。 ウィンドウズプラスを押すたび 画面の表示が拡大 ウィンドウズエスケープ ( win + esc ) で拡大鏡終了、元の表示に戻ります。 これはネットに限らず、パソコン画面の上から下まですべての色が反転します。 また、ハイコントラスト設定では色が反転されないものもすべて反転されます。 〈こんなものを見るとき とっても便利〉 ・PDFファイル ・画像(イラスト) ・地図 ・背景に画像が使われていて文字の読みにくいサイト など 難点は、画質が落ちること、パソコンのバージョン等で使いやすさがかなり違うこと。 (画質が落ちるわけではなく、コントラストのはっきりしないものは反転しても はっきり見えにくいのかも知れません) 〈詳細設定の方法〉※windows10の場合 ( win + ctrl + M )を押すと拡大鏡の設定画面が表示されます。(Mはミラーかな?) ショートカットを使わず色を反転するときは、「色を反転する」にチェック。 (この設定画面にはOKボタンはないので、そのまま閉じれば ちゃんと設定の変更が反映されています) 色の反転のほか ・拡大率の変更(ウィンドウズプラスを押すたびに、何パーセントずつ拡大するか) ・全画面表示とレンズ表示の切り替え などが簡単な説明とショートカットキーつきでわかりやすく 表示されているので、自分の見やすさに合わせて設定しましょう。 ハイコントラスト設定と異なり、on/off を切り替えるたびに、 せっかく拡大設定にしてあるカーソルの大きさが元に戻ってしまう・・ なんてことも起こらないので、色を反転したいシーンでさっとウィンドウズプラス、 終わればさっとウィンドウズエスケープ♪ ※こちらのサイトで、拡大鏡の機能についてわかりやすく説明されていました。 →Pasoble(外部リンク) 3.ハイコントラスト設定設定方法へジャンプ私は上記の便利な拡大鏡機能ではなく、こっちのハイコントラスト機能を常にonにしてます。 なんと言っても見やすい。 もとの色に関係なく「黒背景に白文字」みたいなはっきり見やすい環境にすることが できるので目への負担が少なく、長時間パソコンに向かうにはこちらがいいかなと 思います。 〈こんなものを見るときに便利〉 ・インターネット上の多くのサイト (グーグルクローム等のブラウザを使用する際は別の設定が必要です) ・パソコンの操作画面・ドキュメントフォルダなど ・エクセル ・ワード ・メモ帳 ・メール 〈ハイコントラスト設定では色が変わらないもの〉 ・PDFファイル ・画像 ・地図 ・背景に画像が使われたサイト(文字の周囲だけハイコントラストになるサイトも 多く、その場合文字は一応見えますが、目がちかちかします) 〈その他不便な点〉 ・もとのデザインが一部失われる(一部、使えない機能もあるそうです) ・ハイコントラスト設定で作成したエクセルデータは、印刷すると 色がおかしいことがある ・on/offの切り替えで、カーソルの設定が初期化されてしまう ・on/off切り替えのショートカットキーが効かなくなることが多い (なので気軽にon/offできないのが残念です) 〈設定方法〉 ①画面左下のスタートボタンをクリック(またはwindowsキーを押す) ②(PCトーカーが入っている場合)下から2番目の「スタート画面」を選択 ③ずらっと並んでいるメニューとは別に、左下に縦にいくつか並んでいる アイコンの中から、歯車マーク(設定)をクリック ④設定画面が開いたとき、最初にカーソルが検索ボックスへの文字入力の位置にあるので 日本語入力で全角カタカナで「ハイ」と入力 ⑤エンターしない状態で、検索ボックスの下に検索候補が並ぶので、 ↓で「ハイ コントラスト設定」を選択してエンター ⑥「ハイ コントラストをオンにする」をオンにする 詳細な色の設定もできるので、好みで設定しておく ⑦設定中、画面下のタスクバーに歯車マークが表示されているので 右クリックして「タスクバーにピン留めする」にしておくと 次回そこから設定が開けるのでon/offの切り替えが少し楽になります。 4.マウスカーソルを見やすく〈設定方法〉①スタート画面やタスクバーにピン留めしたアイコンから設定を開く ②検索ボックスにカーソルがあるので、日本語変換モードで全角カタカナで 「マウス」と入力 ③「マウス設定」を選択 ④マウス設定画面左下の「その他のマウス オプション」を選択 ⑤マウスのプロパティ画面が開く。 上に並んでいるタグから「ポインター」を選択 ※最初は「ボタン」が選択されているので、ctrl + tabキーまたはカーソルで ひとつ隣のタグを選ぶ。もうひとつ隣の「ポインターオプション」ではないので注意。 ⑥最初にカーソルのある位置がカーソルを選択するコンボボックスなので 自分にあったカーソルを選択→「適用」→「OK」 ※インターネット上でさらに大きなカーソルをインストールすることもできます →高齢者・視覚障害用 超特大ポインタVer.3.3(外部リンク) こちらのサイトでは、ほかにも拡大の設定についての項目があります インストールの際、説明文中に「“INSTALL.EXE”をダブルクリック」と ありましたが、私のパソコンではINSTALLというファイルがふたつ表示 されていて、ファイルの種類がアプリケーションとなっているほうを 選択するとインストールできました。 インストールするとそのままマウスのプロパティが表示されるので すぐに使い始めることができます。 5.テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更するなぜか最後になりましたが、これをしておくと文字やデスクトップアイコン、カーソルがすべて一回り大きく、見やすくなります。 〈設定方法〉 ①スタート画面やタスクバーにピン留めしたアイコンから設定を開く ②検索ボックスに「テキスト」と入力して 「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」を選ぶか、 「システム」→「ディスプレイ」の順で「ディスプレイ」設定画面を開く ③「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」コンボボックスから 125%を選択(100%と125%の二択) ※もっと大きくしたい場合は、コンボボックスの下の「表示スケールの詳細設定」 をクリック。「カスタムスケーリング」に100から500%の範囲内で数値を 設定できます。大きくしすぎるとレイアウトがくずれ、逆に見にくくなる 場合もあるので、自分の見え方と相談しましょう。 6.このページで出てきたショートカットキーとリンク先の一覧〈ショートカットキー一覧〉・ネット上の文字を大きく ctrl + ; (押すたびにどんどん文字拡大) ・ネット上の文字を小さく ctrl + - ・文字の大きさを元に戻す ctrl + 0 ・パソコンの画面の色を反転 win + ; (2回目からは押すたびにどんどん拡大) ・反転した画面の色を元に戻す win + esc (拡大も戻ります) ・拡大鏡の色の反転 ctrl + alt + I (拡大鏡起動時のみ・押すたび切り替わる) ・拡大鏡機能の設定 win +ctrl + M ・ハイコントラストon/off の切替 左alt + 左sift + printscreen 〈リンク一覧〉 ・拡大鏡機能についてPasoble(外部リンク) ・超特大ポインタのインストールについて高齢者・視覚障害用 超特大ポインタVer.3.3(外部リンク) ※お使いの機種・バージョンによって、設定手順等は異なります。 とりあえず私(yuki)の環境での方法を載せていますが、他の方から情報提供がいただければ ご紹介していきたいと思います。 〈パソコン環境〉富士通LIFEBOOK15.6インチノートPC windows10 〈ネット環境〉microsoft edge ページの先頭へ戻る 1.トップページへ戻る 2.図のない京都図鑑(お出かけガイド)へ 3.お花つみガイド(お手洗い情報)へ 4.お役立ち情報玉くしげへ 5.杖休め茶屋へ |