天使の杖でおいでやす トップページへ戻る

和尚さんだょ テンちぇるちゃん♪


「テンちぇるちゃん」「テンちぇるちゃ~ん」「テンちぇるちゃぁ~ん」

「ハァ~イ、テテンチェルチェル、テテンチェル~♪」

 真夏の太陽がザンザンと照りつける中、白い鳥がふぃよふぃよと飛んできました。
いえ、それは鳥ではなく天使のテンちぇるちゃんその人です。
さらにいつものふぃよふぃよではなく、もう梅子さんばりのフラフラ状態です。
「あ~、なんて暑さなのよぉ・・・、アポロン様頑張りすぎですよぉ・・・。
 パエターンの災い(注1)でも起こすつもりなんですか・・・。」
ですから、この国の太陽神は天照・・・
って、まぁいいですか。
さすがの元気印の彼女も、この国の蒸し暑さには勝てないようですね。
とか思っていますうちに、またなにかを見つけたようで、どこかに向かって
降りていくようですよ。
テンちぇるちゃんが見つけたのは、山の中に建つ大きな家のようです。
この辺りの国の建物の特徴の瓦を葺いた家で、開かれた障子戸と板張りの床が
実に涼しそうに見えます。
その部屋の奥に人形のようなものが置いてありましたが、彼女の目には入っては
いないようです。
ふらふらと開いている扉から中に入り込むと、ヒンヤリした空気が
身体に纏わりついていた熱気を、一気に剥がしてくれました。
そのまま床に顔をくっ付けるように寝転ぶと、身体だけでなく、頬に当たる
床から直接伝わってくるヒンヤリ感がなんとも心を癒してくれます。
「あ~、板張りの床って冷たくて気持ちいいわ~。」
そうそう、天使は羽が邪魔になりますので、横向けか、うつ伏せで寝るのが
普通なのです。
中にはバリキリアのように、すぐに行動に移せるように、立ったまま寝るような者も
いますが、普通はそんなことはいたしません。
まぁ、本来は睡眠とか食事が必要ないのが天使なのですけどね。
身体の熱を取り去り、そよそよと部屋の中を通っていくそよ風、その風が運んでくる
草木のほんのりとした爽やかな香り、遠く近くで鳴くセミの声が彼女をゆっくりと
優しく眠りの淵へと誘っていきました。

(CMキャッチ)
「テンちぇるちゃん」「テンちぇるちゃ~ん」「テンちぇるちゃぁ~ん」
「ハァ~イ、テテンチェルチェル、テテンチェル~♪」

「むにゃむにゃ・・・う~ん、もう食べられないよぉ、でもあと一口ぐらいなら・・・。」
おやおや、貴女はいつから食いしんぼうキャラになったのかしら?。
もそもそとタオルケットの下から出てきた手が、辺りを探っていますが、
その手がケーキを掴むことはありません。
手につられてタオルケットごと身体も動いている途中で、どうやら
夢であることに気がついたようで、ボンヤリとした目が辺りを見回していましたが、
今度はゆっくりとタオルケットの中に手や頭を引っ込め、こんもりとした山を
作ったまま動かなくなってしまいました。
数分もいたしました頃でしょうか、そのタオルケットをガバッと跳ね除け、今度こそ
ハッキリと目覚めた彼女が、慌てた様子で「こっここはドコっ!」と
辺りを見回しました。
入口と思われる所からは屋根と塀に切り取られているとはいえ、
そろそろ紅くなりだした空が見えていますので、時間的には夕方だと思われます。
ちょっとパニックを起こしていたようですが、記憶を整理するに従い、暑さから
避難するために、山の中に見えた建物に入っていったことを思い出し
「ああ、そうでした。」
とほっと一息ついたところで
「はて?このタオルケットはなに?」
という新たな疑問が浮かんできたのでした。
テンちぇるちゃんが、タオルケットを摘まんで小首を傾げていますと、
外が見える入口とは反対側の扉が開き、小柄なお爺さんが入って来ました。
「おやおや、そろそろ起こして進ぜようかと思ってきましたのじゃが、
 お目覚めでございましたか。」
と、頭には一本の毛もなく、この国の民族衣装でしょうか、薄手の紺色の合わせの服に
上着と同じ素材でできた短いズボンを履いたお爺さんが、手にはお盆を持ち、
滑らかな動きでタオルケットを握るテンちぇるちゃんの傍にくると、
どっこいしょと正座をしつつ、お盆を彼女の前に置きました。
そこには、コップに入ったカルピスとお皿に乗ったお煎餅が並んでいます。
「さぁさぁ、暑うございましょう、なんのおもてなしもできませぬが、
 ノドを潤されてはいかがかな?。
 若い方にはカルピスがよいかと思いましたのじゃが、冷たい麦茶が
 よろしければお持ちいたしますぞ。」
コップに入った氷がカランと音を立てて、涼しげな音色を響かせてくれました。
タオルケットを握り締めたままポカンとお爺さんを眺めていたテンちぇるちゃんが
言いました。
「あの、どちら様ですか?。」
それにはお爺さんの方も、キョトンとした表情をした後、その顔一杯に笑いを浮かべ
「これはこれは失礼いたしました。
 拙僧はこの寺の住職をしておる一救(いっきゅう)という者でな。
 先ほどこの本堂に来ましたところ、お嬢さんが気持ちよく寝ておられましたので、
 そのままにさせてもらいましたのじゃ。
 タオルケットだけかけさせていただきましたのじゃがな。
 で、今更で申し訳ないのじゃが、お嬢さんはどちら様でございましょう。
 見たところ天狗殿にも似ておられるが、西欧の天使様ではないかとお見受け
いたしましたのじゃが、いかがかな。」
笑い顔のままテンちぇるちゃんを見やる一救に、彼女は今更ながらな質問を
したのです。
「あの、お爺さんは私が見えるのですか?。」と・・・。
一救和尚は、頭の後ろを掻きつつ笑い顔のまま答えました。
「うむ、拙僧は昔から妖(あやかし)に縁がありましてな、その類の者は普通に
 見ることができますのでな。
 なぜにこのような力を擁するようになったかは判らぬのじゃが、
 仏の思召しじゃと思っておりますのですじゃ。」

(CMキャッチ)
「テンちぇるちゃん」「テンちぇるちゃ~ん」「テンちぇるちゃぁ~ん」
「ハァ~イ、テテンチェルチェル、テテンチェル~♪」

「ほっほっほっほっ、では天使様は修行のためにこの国に来られたと言われますのですじゃな。
 見ますところ、この国のことをよく勉強してこられたようで、実に見事な正座を
 されておられる。
 嘆かわしいことに、若い妖達には正座ができぬ者が増えていますといいますのに
 お若いのに実に感心なことでございますな。」
鯉幟父さんに続いて、ここでも褒められてしまった彼女には、正座をしておけば、
この国バッチコイコイ(注2)という認識になりつつあるようですが、それはまるで
ルノアールのココア(注3)のような考えですからね。
グラスに水滴を浮かべたカルピスをこくこくと飲み干すと、ノドの乾きが一掃され
身体の熱さが消えていくようです。
そんなテンちぇるちゃんを見ていた一救和尚が膝をポンっと叩くと
「そうじゃ、今晩この本堂でお話会がありますのじゃ。
 最近流行っておるそうで、ワシのような坊主の話を聞きたいと若い者らが
 10人ばかしやってくるのじゃが、御用がないのでしたら天使様もご一緒に
 いかがかな?。」
もちろんテンちぇるちゃんにこの後の御用などなく、お話会に参加することに
なりましたのでした。

(CMキャッチ)
「テンちぇるちゃん」「テンちぇるちゃ~ん」「テンちぇるちゃぁ~ん」
ハァ~イ「お話会だよ テンちぇるちゃん♪」

「・・・、そうしてワシは一人暗い夜道を歩いて帰ることになったのじゃ。
 さすがに街灯一つ無い山道を行くのじゃから、懐中電灯を貸してもらいはしたものの、
 その程度の光など、山の闇の中では足下を照らす程度のものでしかなかったのじゃ。
 だが、いかに暗かろうと慣れた山道、道に迷うことなどなかったのじゃが、
 なにか様子が違っておった。
 普段なら静かだったとしても、小さい動物の立てる音、木々の枝が風で擦れる音など
 なにかしらの音が聞こえてくるものなのじゃが、そんな音が全くしないのじゃ。
 それはまるで山にいる全てのものが、なにかから身を隠そうと息を潜めて
 おるようじゃった。
 ワシも山道に入った頃から、何かの視線を感じてはおったのじゃが、辺りを
 懐中電灯で照らしてみてもなにかいるわけもないのじゃが、その視線はいつまでも
 ワシから離れることはなかったのじゃ。
 このままではいかんと、ワシは気を引き締め、念仏を唱えながら辺りを
 探ってみたが、やはりなにも見つけることはできなんだ。
 が、それとともに激しい悪寒に襲われ、これまで探していなかった場所、そうじゃ、
 頭の上にゆっくりと目を向けたのじゃ。
 そこには、赤い目を爛々と光らせた巨大な目玉がワシを見下ろして
 おったのじゃ~~~~っ!」
一救の大声と同時に、闇を切り裂くような女性の悲鳴がお堂を駆け抜けて
いったのです。
和尚の話に集中して聞いていた10名ほどの男女はそれぞれが身体を飛び上がらせ
驚きの声を上げたのでした。
「おっおい、誰だよ、驚いちまったじゃないか・・・。」
「わっ私じゃないわよ、誰・・。」
ザワザワと誰が叫んだのか特定しようとする声が聞かれたのですが、
和尚が話を続けたためそんな声も少しずつ聞こえなくなっていきました。
しかし、その声の張本人のテンちぇるちゃんはそうもいかなかったようです。
「もういやぁ、帰るぅ、おうちに帰るぅ・・・。」
必死で耳を押さえ、下を向き丸めた背中をふるふると震えさせていたのでした。
横に座っていた雪女の小雪さんが、テンちぇるちゃんの額に冷たい手を当て、
落ち着かせようと声をかけてくれました。
「ほらほら、和尚の話は半分嘘やからね、大丈夫やからね。」
その声に反応してか、ゆっくりと顔を上げたテンちぇるちゃんの顔がくしゃと歪みました。
「・・・半分は本当なのぉ・・・。
 いや~、もうおうち帰るぅ、テンちぇるおうちに帰るぅ・・・。」
「まぁ、半分はうちらの話やしねぇ・・・。」
ポソリと呟いた小雪さんの端整なお顔の眉間にシワが寄ってしまいます。
すると、誰かが、トントンとテンちぇるちゃんの肩を叩きました。
恐々とそちらを見てみますと、テンちぇるちゃんの頭ぐらいなら一口で
飲み込めそうな赤鬼がその大口をニッカリと開き、自分の胸を叩いて、
鋼を撚り合わせたような力瘤を見せ、大きく頷いていたのです。
「ほらほら、赤鬼のお兄はんが、怖いのが来てもやっつけてくれるって
 言うたはるわ。
 赤鬼はんは、ものすごう強うおすし、なんでもやっつけてくれやはりますえ。
 あっ、河童が胡瓜をくれはるって、河童の胡瓜は美味しいおすえ。」
頭にお皿を乗せ亀の甲羅を背負い、尖った嘴の亀とも蛙ともつかない姿の河童が
手にした胡瓜をテンちぇるちゃんに差し出してきました。
それを受け取り「ほらほら美味しいから食べてみなはれ♪」とちゃっかり自分も
胡瓜をもらった小雪さんが、カリッと一口齧ると、「ん~♪」と口元を押さえ、
とても幸せそうな表情をされたのでした。
赤鬼がテンちぇるちゃんの持っている胡瓜を、物欲しそうに見ていましたので、
半分に折って、二人で齧ると口の中に広がる苦味の中にも爽やかで控えめな甘さが
口内一杯に広がり、溢れるほどの瑞々しい水分がノドを潤すだけでなく、
身体の隅々まで染み渡っていくのが判るのです。
テンちぇるちゃん、赤鬼さん、小雪さんもそろって
「ん~♪」ととても幸せな表情を浮かべました。
周囲に居た他の者達が、三人の様子に物欲しそうな目を河童に向けていましたが、
それ以上は配るつもりもないようで、元いた場所に戻り、胡瓜をポリポリと
齧り始めたのでした。

(CMキャッチ)
「テンちぇるちゃん」「テンちぇるちゃ~ん」「テンちぇるちゃぁ~ん」
「ハァ~イ、テテンチェルチェル、テテンチェル~♪」

「・・・ということじゃったのじゃが、ワシの話もこの九十九話目をもって終わりと
 いたしましょう。
 古来より百話を語り終わりますれば、怪異が生じると申しますじゃでな。
 もし、皆様が、なにかこの後、怪異に遭われましたといたしますれば、それをもって
 百話目とさせていただきとうございますじゃ。」
そして、二本残ったロウソクの炎の一本を吹き消し、和尚が深々と頭を下げたのを
合図に怪談話を聞いていた10人の男女がお礼の声とともにお堂を後にしたのでした。
「いや~、なんかどこかで聞いたような話もあったけど、やっぱり人気の無い
 山寺ってのは雰囲気あるよな。」
「そうそう、それに途中で聞こえた女の悲鳴には驚かされたよな。
 あれやっぱり仕込みかなにかなんだろ。」
「えっ、あれって、隣にいた団体さんの女の子が上げた悲鳴じゃないのか。
 なんか皆妖怪のコスプレをしてたし、気合が入った団体さんだと思って
 見ていたんだけど、妖怪の中に天使のコスプレはないよな。」
と軽い笑い声とともに話す彼に、周囲にいる友人達は怪訝そうな目を向けました。
「なに言ってんだよお前。
 今日は俺達以外誰も居なかったじゃないか。」
お互いに「だよな。」と顔を向けては頷いています。
「えっ、左の壁沿いに座っていただろ。
天使の女の子なんか、頭の輪っかまで光らせて目立っていたじゃん。」
彼が力説すればするほど皆の視線が痛い者を見るものになっていきます。
「あぁ、なんだ怖がらせようとしてるのかよ、もうちょっと内容を考えたほうがいいぞ。」
横に居た男が、彼の背中をバンバンと叩き、笑い声を上げると、他の者も
「なんだそうなのか」という顔をしてぞろぞろと先に歩き始めました。
「いや、違うって本当に居ただろ、見えなかったのかよっ!。
 じゃぁ、今から見にいこうぜ、まだ本堂にいるかも知れないだろ。」
踵を返し、本堂に戻ろうとする彼に声がかかりました。
「お~い、今度の召還術の打ち合わせをするんだから、早く戻れよ。」

それほど長い廊下ではありませんが、息せき切って本堂に戻った彼の前に
障子を閉めようとしている一救の姿が見えました。
「和尚さん、和尚さん、ちょっと聞きたいことがあるのですけど~。」
慌てた様子で走ってきた彼に、一救はにこやかな笑顔を向けました。
「おや、どうされました、なにか忘れ物でもされましたかな。」
息を整える間も惜しむように、彼が戻ってきた目的を話すと、和尚からも
その友人達と同じように、今夜の百物語会には、自分達以外の者は誰も来ていないとの
返答でした。
それでも納得しない彼に、和尚は障子を開け、手にした蝋燭で本堂の中を照らし、
「見てみなされ、誰もおらんじゃろう。
きっと、そなたにだけ見えた百話目の怪異だったのじゃろうて。
貴重な体験をなされたということですな。
さあさあ、夜も遅うございます、皆様の部屋に戻られてお休みになられては
いかがかな」
と軽く頷きながらそっと彼の背を押したのでした。

その頃テンちぇるちゃんは、裏の墓場で化け狸(注4)の徳利を片手に、
すっかり意気投合した妖怪達と夜が明けるまで宴会騒ぎに饗していましたとさ。

【注釈】
注1、パエターンの災い : アポロンの息子のパエターンが、ゼウスですら
制御できないと言われる太陽を載せた馬車(戦車)を走らせたため、案の定馬車は
暴走し、地上はおろか天界まで太陽の熱で、大災害に見舞われることになったのです。
怒ったゼウス(一応会議は開いたようですけど)が雷でパエターンを殺し、
災害を止めたって神話です。
注2、バッチコイコイ : 草野球や少年野球などの練習時に聞かれる掛け声の一種。
主に守備(内野)選手が使うもので、バッチ=バッターの意で、意訳いたしますと
「バッター俺のとこに打って来いよ、アウトにしてやんよっ!」
などというぐらいの意味になるといいな。
ちなみにバッチをバッチリと訳することもあるようで、こちらですと
「バッチリ俺んとこ打ってこいよ、アウトにしてやんよっ!」
という意味になると嬉しいナ。
というところから「物事に対して自信を持って対応できる」の意味となります。
注3、ルノアールのココア : ルノアールのココアは甘くて美味しいの意味から
甘い考えなどを表す時に使用します。
全く関係ありませんが「ナボナはお菓子のホームラン王です」というTVCMを
巨人の選手時代の王さん(元ソフトバンク監督)がされていました。
注4、化け狸 : 信楽焼きのあの狸です。
笠を被って、手に大福帳とお酒の徳利を持っています。

本文ここまでぇ~。

本当はもう1話くっつけます予定でしたのですけどぉ、もう和尚が・・・
続きは乞うご期待♪
(2020.8 by HI)

◆◆◆

今回も梅雨のお話「雨降りだょ テンちぇるちゃん♪」同様、
猛暑を吹き飛ばすのではなく共存の構えで、暑いからこそ感じられる自然の涼、
もてなす心から生まれる涼に贅沢ををいただきました。
どこよりも美しい桜や紅葉だけでなく、
どこよりも暑い夏さえ楽しむ心の粋、
私がここに越してきて惚れた“京都の心”が
テンちぇるちゃんの物語の底にも清流のように流れているのを感じます。
カルピスにキュウリ、いいですね。
ひっそり佇む山寺の夕景など
物言わぬ自然の美しさへの讃頌(さんしょう)と
なんだかヘンテコなもの、人に忌み嫌われがちなものへの愛情を
織り交ぜて心のスクリーンに映してくださる夏物語に
団扇の風のような、そばに誰かの笑顔を感じる優しい涼を感じました。

それにしても、テンちぇるちゃんって目に見えない女の子だったんですね。
私も今更ですが。
そんな存在が、実は近くにもいてくれるのかもと改めて感じました。
そしてそして、テンちぇるちゃんのお名前候補の中から
「こゆきさん」も登場!
テンちぇるちゃんシリーズは、ぜひ99話と言わず
長く続いて欲しいです。
HIちゃん、ありがとうございます。



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